起業家はゼロからビジネスをスタートするので選択肢は無限にあります。
一方、家業を引き継いだ後継者は既存ビジネスを中心に経営をしていく必要があるため
選択肢がそれほど多くないです。
起業家の失敗確率は高いですが
後継者が残念ながら会社を倒産させてしまう確率は、起業家よりはかなり低いと思います。
後継者が会社を倒産させない理由はいくつかあると思いますが
その一つが選択肢の少なさだと感じます。
選択肢が少ないため、あれもこれもと手を出さず
また無理することができないため、身の丈に合わない投資はしないと思います。
私は創業時、選択肢が多く、あれもこれも手を出し失敗しました。
今は可能な限り事業や活動を集中させています。
起業家もスタート段階で選択肢を少なくすることができれば
生存率がもっと上がると思います。