11月15日に開催した「ベンチャー経営者と会える就活イベント」報告の続きです。
各社の5分間PRが終わった後、
5つのテーブルに分かれてグループ懇談を実施。
20分間経過すると、経営者が次のテーブルに行くというルールで運営しました。
この20分という時間は、手前味噌ではありますが、絶妙な時間設定だったと思っています。
参加経営者の方も仰っていましたが、
「短過ぎず、長過ぎず。もう少し話が聞きたい。そんな時間設定だった」と。
別に狙っていたわけではありませんが、
もう少し話が聞きたいと感じる時間設定だったからか、
自由参加にしていた立食交流会に、
ほぼ全ての学生が残ってくれるという結果に繋がりました。
5テーブルすべてを回り、
学生からの質問にひとつひとつ答えていくのですが、
最後には、各経営者は喉がカラカラになっていました。
学生と身近に話すのは、本当に面白いと感じます。
参加した経営者全員から「楽しめた」という感想をもらっています。
「採用に繋がりそう」などの感想ではなく。。。
採用のためのイベントですが、
おそらく途中から採用活動を忘れ、純粋に学生との触れ合いを楽しんでいたのではないでしょうか。
そのような感覚の経営者だからこそ、学生の皆さんにも満足して頂けたのだと感じています。
もちろん、結果として採用に繋がれば、全ての人にとってハッピーなのですが。
私も一経営者としてテーブルを回ったのですが、
「起業するのに、リスクとか考えなかったのですか?」という質問が多かったです。
私は、
「自分がやりたいことをするのであれば、多少のリスクがあっても気にしないです。
むしろ、毎日毎日、苦痛の連続で仕事をする方が嫌だし、絶対に続けられません。
また、他の経営者もそうですが、
万一、会社が倒産して職を失っても、
きっと我が社に来て欲しいといってくれる企業があると思います。
そのぐらいの経験を積ませてもらっているという自信を持っています。
だから、家族を路頭に迷わせることはないと考えています。
むしろ、会社のために一生懸命真面目に働いてきたのに
50歳ぐらいになって急にリストラされる方のほうが、よっぽど深刻です。
また、そうなる可能性がある環境で働いている方がリスクがあると感じます。
そう考えると、私の抱えるリスクなんて大したことありません。」
と答えました。
今回のイベントで学生に最も伝えたかったのは、
・仕事は絶対にものすごく面白いということを覚えておいて欲しい。
・イメージで選んだり、人気企業だから就職するのではなく、
自分が活き活きと働けるかを真剣に考えて就職先を決定して欲しい
ということです。
これは、就職に関して私が過去に数々の失敗を重ねてきたので心の底から思っていることです。
学生のアンケート結果を見ても、そのあたりは気付いてもらえたと感じています。
続く
(次回ブログで報告は終わります)