先月から、「博多織デベロップメントカレッジ」という博多織を学ぶ学校で、
講座を1つ担当させてもらっています。
この講座では、経営に関する基礎知識や事業計画の立案方法などについて、
自ら創業をした実体験や、周りにいるベンチャー経営者の話を交えながら講義をしております。
講義をするのは初めての体験ですが、人に教えることは、自分にとっても良い勉強になります。
講義の準備をしていると、
今まで理解できていたつもりだった内容が、実は充分に理解できていなかったことに気付いたりします。
受講者に理解してもらえるように、なるべく容易な表現を心がけているのですが、
これは、プレゼンテーションの練習になります。
また、博多織という伝統工芸に触れる機会など、そうそうありませんので、
教養を深めるという点でも、非常にプラスになっています。
【博多織デベロップメントカレッジとは】
博多が誇る文化、博多織を学ぶ学校です。
博多織は、760余年の歴史を誇る日本を代表する伝統の織物。
絹鳴りと呼ばれる“キュッキュッ”とした音をたてる堅牢なつくりが特徴で、
粋で洗練な着こなしの帯として好まれています。
最近では、和装の粋を超えた商品開発も行われる注目の織物です。
博多織デベロップメントカレッジは、こうした伝統を誇る博多織の技を学び、
次世代の博多織業界を切りひらく人材を生み出す特定非営利活動法人の学校です。