起業して19年。
様々な経験をし、また多くのベンチャー・スタートアップ企業を見てきて思うことがあります。
それはスタートアップ企業に向くビジネスと、そうでないビジネスがあるということ。
ここで言う「向く」というのは立ち上がりがしやすい、あるいは黒字化しやすいということで
時価総額1000億円以上のユニコーンになろうとしているスタートアップの話ではありません。
売上高が1億円を超える国内企業は約2割と言われています。
そしてスタートアップが10年以上生き残る確率も極めて低いです。
その前提で、売上高を1億円以上にし、せめて10年以上継続する会社を創る場合の話をしたいと思います。
以下、私が考えるスタートアップの立ち上がり難易度が高くなるビジネスです。
・プラットフォーム
投資を続ける必要があり、かつ顧客数の多さが勝負になってきます。
・継続取引が前提の商品
スタートアップは会社が安定していないため、特に法人取引では慎重になります。
提供会社が倒産したら困るような商品・サービスは使いづらいです。
・テクノロジー系
ITやAIなど常に技術が進化するため、次から次へと新たな技術や競争相手が現れ
開発投資を回収することが困難です。
上記の逆を考えると次のようになります。
・1対1のビジネス
対法人でも対個人でも、1対1で提供できるビジネスは小さく始めることができます。
・下請け型
一番分かりやすいのはシステム開発のエンジニア派遣です。
明日の売上が決まっているので安定しやすいです。
ただし、売上の天井が決まり利益率も低いため、ある程度の規模が必要だと思います。
・オールドビジネスの進化型
従来からあるサービスをより時代に合わせて進化させます。
これは既に市場があるため、先発企業より優れた商品を提供できれば勝てる可能性があります。
最終的にはどのような会社にしたいのか?
そして何のために経営をしているのか?によって選択が変わります。
ただ、これらの競争条件を分からずに大きなビジネスに着手すると
後で辛い思いをすることになることは間違いないと思います。
