書籍やネット記事などで「今の若い人は失敗することを避ける傾向にある」とよく書かれています。
新入社員研修で多くの若い人と会っていますが、個人差はありますが確かにそうだなと感じることがあります。
そもそも失敗の定義は何なのでしょうか?
【失敗】
方法がまずかったり情勢が悪かったりで、目的が達せられないこと。
この定義から考えると、そもそも「目的」を設定しているかどうかが重要だと思います。
目的が定まっていない中で、何かうまくできないことがあった際、
それは失敗ではなく苦戦しているということではないでしょうか?
私は大学受験で1浪しています。
これは失敗だったのでしょうか?
私はそう思っていません。
反省すべきことは多々ありました。
ですが、自分が設定した目標は達成しています。
従って、1浪したことは勉強に苦戦しただけで、失敗ではないと考えます。
失敗を恐れて自分が目指すべき方向に進まないことの方がはるかにもったいないです。
まずは失敗の定義を考え直すこと、そして目的を設定することが大切であると感じます。