普段あまりカップラーメンは食べないのですが、
この前久し振りに事務所でカップラーメンを食べた時の話。
事務所に置いてある電気ポットは90℃で保温されています。
カップラーメンは熱湯(=100℃)で3分間待つと美味しく出来上がる商品設計になっているのは皆さんご存じの通り。
しかし、基本的に面倒くさがり屋の私は、まあ90℃でも大丈夫だろうと再沸騰せずにお湯を注ぎました。
結果、大半の麺は柔らかくなっているのですが、ところどころが固く、
正直、少し残念な味となってしまいました。
90℃と100℃の違いは、同じ「熱い」という感覚からすると大差はないのですが、
カップラーメンにおいては全く別次元のようです。
ここで気付かされました。
自社のサービスがお客様にとって100点のレベルに達していないと、
仮に90点だとしても、それは90℃のカップラーメンと同じということ。
お客様によって100点の認識は違えども、
まあ90%OKだから良いよねという考え方は、
ビジネスの世界、特に弱者の立場であるベンチャー企業にとっては絶対に持ってはならない感覚だと思いました。
もちろん、100点を目指すためにスピードが遅くなってはいけません。
スピードが速い前提で100点の意識を持つということが重要だと思います。
この事に気付いて良かった。
90℃のカップラーメンに感謝です。
次回からちゃんと100℃でカップラーメンを作ることにします。。。