「部下の成長機会を奪う上司」
タイトルが激しいですが(笑)、実は私のことです。
もちろん、意図的に成長機会を奪ってはいません。
ただ、結果として成長機会を奪ってきたのだと反省しています。
どういうことか?
商談で重要な場面は私が同席することが多く
細かなヒアリングやプレゼンは私がカバーしてきました。
隣で聞いている社員は、何となくイメージは持てるでしょうが
自分で実践したことではないので、経験にはなっていません。
次に、様々な要因で目標達成が難しい時
社員が頑張っていることは分かっており
かつ私も現場に出ているため難しいことも分かり
しょうがない、ということで許容していました。
これも社員が真剣に考えるきっかけや
新たな行動変化をするチャンスを奪っていたことになります。
このことに気付いたきっかけが2つあります。
一つは組織論を学ぶことで私のマネジメント手法が間違っていたことに気付きました。
もう一つは、新サービスの営業を私が一切しないことで
社員の営業力が向上してきているのが分かるからです。
オンライン商談は事務所でするため、何を聞いて、どのようなプレゼンをしているか分かります。
その内容が明らかに以前と違うのです。
良かれと思ってやってきたことが
実は部下の成長機会を奪っていたとは。
このタイミングで気付けて良かったです。