まず私に限っては一生経験しないと思っていたことが起きた。
そう、トイレの鍵がかかっておらず、他人にドアを開けられるという失態。
正直、あまりに焦っていたから記憶があいまいだ。
ショッピングモールで
6歳の息子と一緒に多目的トイレに入った。
まず先に息子が用を足し
その後、お腹がいたくなった私が用を足していた。
ウォシュレットできれいにし
その後、紙で仕上げをしようとトイレットペーパーをぐるぐる巻いていたその瞬間
ドアがガラーっと開きはじめた。
この時、「えっ、何で開くの?」とは思わない。
緊急事態発生、すぐに対応せよ!という指令を脳は送っていた。
とっさに「かずくん(息子の名前)、閉めて!閉めて!」と言うが
息子は何をして良いか分からず閉めようとしない。
ドアを開けている人と目が合ってしまい、気まずそうだったが。
え~い、息子には頼れんと思い
私は少し腰を上げて手を伸ばし無理やりドアを閉めた。
この時の私は必死という言葉がふさわしい。
なぜ、こんなことが起きたのか?
どうやら鍵が完全に閉まっていなかったらしい。
今回、幸いにも広い多目的トイレであったため
もろに見られるという最悪の事態は免れた。
開けた本人にとっても不幸中の幸いであったと言える。
今回得た教訓。
それは油断大敵。慣れたことにも気を抜くな!
それ以来、トイレの鍵の閉まりを入念にチェックするようになったのは言うまでもない。