私は銀行時代、大きな勘違いをしていました。
自分の実力で、仕事ができていると。
三和銀行に入社して1年目で、法人を担当させて頂き
私の親より年上の社長さん相手に融資に関する打合せをしていました。
いつもニコニコして私の話を聞いてくれていましたが
いま考えると、お客様は「銀行員の宮脇」として接していたことがよく分かります。
つまらない話に、よく30分、1時間も付き合ってくれていたな~と思います。
思い出すだけで、恥ずかしいです。
売上高30億円の企業を、私はちっぽけな会社だと思っていましたし
そのような企業の経営者に対して、敬意を払った対応ができていませんでした。
本当に恥ずかしい限りです。
私は今でも勘違いしていることがたくさんあると思います。
ですから、自分の考えに固執せず、広い視野で物事を捉えていくことを心掛けたいと思います。