昨日、博多経友会という勉強会で株式会社アヴァンティ・村山由香里社長のお話を聞いてきました。
情報誌「アヴァンティ」は、
働く女性を応援するネットワーク型情報誌で、創刊して16年目になるそうです。
知っている方も多いと思いますが、
村山社長は内閣府「女性のチャレンジ賞」を受賞された方です。
*「女性のチャレンジ賞」とは
女性のチャレンジ賞(男女共同参画担当大臣賞)は、平成16年度から実施されており、起業・NPO法人での活動・地域活動等にチャレンジすることによって輝いている女性個人、女性団体・グループを顕彰し、チャレンジの身近なモデルを示すこと等によって男女共同参画社会の実現のための気運を高めることを目的としています。
村山社長は九州大学文学部を卒業されているのですが、
当時は4大卒の女性を採用する企業がごくわずかであり就職活動はかなり苦戦したようです。
そして結局、当時としては珍しく男女平等主義であった創業3年目の化粧品会社ノエビアに就職。
その後、フリーペーパーの会社へ転職するなどして、34歳で起業。
女性の生き方・働き方を視点に誌面づくりや交流の場づくりに重点を置くことで他の情報誌と差別化し、福岡・北九州・熊本地域で32万部を無償配布しています。
「女性たちを揺り動かしたい」という思い、
そして社会変革をもたらしたいという強い信念は誌面でも充分に伝わってきます。
村山社長の考え方を聞き、その考え方が誌面に反映されていることを知ると、
情報誌として、かなり強いと感じました。
他の情報誌が「アヴァンティ」に戦いを挑むのは至難のわざだとも思えてきます。
「アヴァンティ」は女性向けですが私もファンになってしまいました(笑)。
村山社長と少しお話をする時間があり、
私が九大の後輩であることを伝えると、
「九大生は起業する人がほんとに少ないから頑張ってね~」とエールを頂きました。
身近に(身近ではないか?)、
同じ大学出身者でこれだけ活躍している人がいると、こちらも元気が出てきます。
昨日も良い出会いができ感謝感謝です。