今朝の日経新聞に
ノーベル化学賞を受賞された下村脩氏のコメントが紹介されていました。
下村氏は
「今の日本の若い人は努力が足りない。
日本の若い研究者には面白い研究があっても難しいからやめておこうという人が多い。
安全のためにリスクをとりたがらない」
と安定志向の風潮に警鐘を鳴らしています。
私たちのような起業家はリスクを取っている方だと思いますが
個人的には大したリスクではないと感じています。
客観的に見ると大きなリスクなのでしょうが
リスクを取れる人間というのはリスクをリスクだと感じていないところがあるのかもしれません。
ある意味、鈍感。
リスクを取らない(あるいは取れない)人をとやかく言うつもりはありません。
それぞれの人生観がありますので。
ただ、私みたいにリスク許容度が高いと思われる人間までもリスクを取らなくなると
世の中すべてがリスクを取らない人ばかりになってしまいます。
ですから何かに挑戦してみようと思っている人は
ぜひ勇気を出してリスクを取って前進して欲しいと思います。
少し大げさかもしれませんが
リスクを取る人が少ない世の中であれば
リスクを取っていること自体に存在意義があるのではと感じています。
そういう思い(プライド)を持ちつつ、これからもリスクを取り続けていきたいと思います。