藤田晋氏と堀江貴文氏の共著「心を鍛える」を読んでいます。
その中で、堀江氏の言葉にとても納得しました。
「好きなことで報酬を得るという初体験は、
人生のなるべく早い段階に済ませることが理想だと思う。」
思い返せば、大学4年生の時にスキーショップでアルバイトをした時がそうでした。
競技スキー部に所属していた私は
スキーの技術やスキー板・ブーツなどについて知識が豊富でした。
来店客に対して堂々と説明していると
あるお客様が
「あなたがお勧めする一番良いのをお願いします!高くても良いのをください」と言ってきました。
学生アルバイトの私をそんなに信じて良いのか?と驚いた記憶があります。
お客様はきっと、この店員はものすごくスキーに詳しく、そして信用できる!
と思ってくれたのだと思います。
販売という仕事を初めて経験したのですが
決して無理やり売ろうとしたわけではなく、お客様のスキー経験や予算などを聞き
そしてスキー技術の話や道具を選ぶポイントなどを教えただけでした。
それなのに、かなり高額のスキー道具一式を買ってくれたので
売ることって、想像よりも難しくないのだな~と思いました。
ちなみに、このアルバイトは歩合などはなかったので
私の給料はどれだけ販売しても変わりませんでしたが、一切不満はありませんでした。
何のストレスもなく接客ができ、仕事そのものが面白かったので
私としてはとても有難かったです。
商売の原理原則や面白さを若いうちに知れることは
その瞬間のお金よりも、はるかに大事であり
年齢が上がってからよりも、なるべく若いうちに経験することが大切だと私も思います。